【紫苑S】カヨウネンカ 好調タッグで格上撃破へ、斎藤誠師「能力ある」
2022年9月8日 05:20 【東西ドキュメント・美浦=8日】馬券でお世話になった馬は、その一族を含め、できる限り追いかけたい。それが浜田のポリシー。紫苑Sに出走するカヨウネンカは、母リーベストラウムや兄ストーミーシーに何度もおいしい馬券を取らせてもらった。当然、気になる存在だ。
最終追いは坂路の併せ馬で併入。動きを見届け、斎藤誠師を直撃。「夏休みでひと回り成長した。調教に乗った田辺も“いい意味で走りが軽い”と評価してくれた」と好感触だ。未勝利脱出に12戦を要したが、その間に2着惜敗が5回。「時間はかかったが、前走が不利をはねのけての強い勝ち方。能力はある」と評価。「まだ1勝馬で格上挑戦。今回はあくまで腕試しだが、状態はいいし同世代の牝馬同士なら…」と期待を持って臨む。厩舎は先週で終了した夏競馬(6月4日~)で17勝と好成績を収めた。そして馬主はビリーバー(アイビスSD)、キタウイング(新潟2歳S)と夏の新潟で重賞2勝のミルファーム。好調同士のタッグで挑む秋競馬の開幕戦に注目だ。