【紫苑S】サークルオブライフ 動きまずまずも国枝師は慎重姿勢「馬体少し寂しい」

2022年9月8日 05:20

3頭併せで追い切るサークルオブライフ(撮影・西川祐介)

 昨年の2歳女王サークルオブライフは、Wコースで2頭の僚馬と併せ馬。2馬身ほど前を小気味よく先行して直線は外へ。最後はG1馬らしく脚を伸ばして、神戸新聞杯出走予定の2戦2勝パラレルヴィジョン(3歳2勝クラス)と併入。国枝師は「動きそのものは悪くない。ただ、体に余裕がなくて少し寂しいし、筋肉の張りを含めて全体的な雰囲気はもうひとつといったところかな」と控えめなトーンだった。

 1番人気に推された前走・オークスは12着に大敗。発走直前にゲートで待たされたのが精神的に影響した。「自分からハミを取っていくようなところがなかったからね。へそを曲げたのかも。流れに乗れれば中山も問題ないと思うし、普通に走れば地力はあるので何とか頑張ってもらいたい」と祈るように話した。

特集

2022年9月8日のニュース