【フェブラリーS】浦和から参戦スピーディキック6着 御神本「今後の選択肢が広がった」

2023年2月19日 18:25

 JRAの23年G1開幕戦、フェブラリーSは1番人気レモンポップ(牡5=田中博)が制し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分35秒6。

 浦和から挑んだ4歳牝馬スピーディキックは掲示板まであと一歩の6着。騎乗した御神本は「(芝から)ダートに入って、一気にペースが上がってついていけなくなるところもあった。外に出すだけの手応えはなく、何とか開いてくれと思っていたけど…。でも牝馬でこれだけやれた。スムーズなら、もっと上にこれたと思う。今後の選択肢が広がった」と愛馬を称えた。

 鞍上と藤原智師は、ともに益田競馬場の出身。藤原智師は「切れがあり過ぎて、直線で2回詰まったのは痛かったです。益田競馬が廃止になり、G1は目標ではなかったけど、気がつけばG1までこれた。加藤(オーナー(鈴幸氏)のお陰。楽しかったです。心に残る競馬でした」と感無量の表情。今後は「芝もこなせると思っていますが、現時点ではダートマイルがベスト。状態を見てですが、かしわ記念(5月4日、船橋)を考えています」と次なる目標を掲げていた。

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