「あまり感傷に浸るのも…」福永祐一、想定外の涙「たくさんの方に迎えられると、こみ上げる気持ちが」

2023年2月19日 18:47

スピーチ中に言葉を詰まらせる福永(撮影・村上 大輔)

 来月、調教師に転身する福永祐一が19日、東京で国内での騎乗を終えた。JRA通算19497戦で歴代4位の2636勝を挙げ、JRA・G1も34勝した名手。最終レース終了後に芝コースでインタビューが行われた。

 想定外の涙だった。25日に正真正銘のラスト騎乗を控え、3月4日には阪神で引退式が行われる。「今日はちょっと、あまり感傷に浸るのもできれば避けたいと思っていたけど、いざこうやってたくさんの方に迎えられるといろいろ、こみ上げる気持ちがある」。自分のために残ってくれた騎手、関係者、ファンを前にすると涙腺は決壊した。

 初重賞勝ちやダービー3勝と思い出深い東京競馬場について問われ、「お客さんがいない時もあったし、無観客のダービーもあったけど…、それでも、最高でした。最高のジョッキー人生でした」と涙。「27年間、一度も騎手という仕事が嫌だと思わずここまで来られたのは、たくさんのファンの方々のおかげ。日本の競馬をいつも盛り上げていただいて、ありがとうございます。自分は次の調教師という仕事に進みますが、多くの方々に応援してもらえるような馬を作って、後ろに並んでいるジョッキーとともに、また競馬を盛り上げていけたらと思っている」と未来を見据えていた。

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