【桜花賞】コナコースト2着 完璧なレースだったが…勝ち馬が怪物だった

2023年4月10日 05:25

<桜花賞>2着のコナコースト(撮影・亀井 直樹)

 23年クラシック開幕戦となる牝馬3冠第1弾「第83回桜花賞」が9日、阪神競馬場で行われ、昨年の最優秀2歳牝馬で1番人気リバティアイランドが直線、外から豪快に差し切り、桜の女王に輝いた。

 桜花賞のタイトルにコナコーストの手ががっしりかかった。普通の馬なら差し切りを許すことはなかった。ただただ、相手が怪物だった。勝利を寸前でさらわれた鮫島駿は、まだ現実をのみ込めていないようだった。

 「ある程度、時計が出てインが有利な馬場。今日は馬の気持ちを尊重して乗りました。追い出しを待ちながら、直線は3着馬に出られてからも振り切ってくれた。そこからもっと凄い馬が来た」

 瞬殺。一刀両断で切り捨てられた。鮫島駿は最高にうまく乗った。逃げるモズメイメイを前に置いての2番手。直線これを捉え、迫り来るペリファーニアの追い上げを封じる。勝負ありと思ったはず。勝ち馬は視界の外から飛んできた。

 「ずっと乗せてもらっているので1着しか評価されない。全然、満足してはいません」と天を仰いだ。清水久師は「作戦はジョッキーに任せていた。完璧なレースだった。勝ち馬にあの脚を使われてはねえ。先が楽しみになるレースができたと思う」と話し、桜の花びらが舞う阪神を後にした。

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