【サンタアニタダービー】日本のダート馬のレベルアップに世界が注目

2023年4月10日 05:29

今年のドバイワールドCを制したウシュバテソーロ

 8日(日本時間9日早朝)、米国のサンタアニタパーク競馬場で行われたG1サンタアニタダービー(ダート1800メートル)に、地方馬として初めて出走した同競馬場所属のマンダリンヒーロー(牡3=藤田輝信)が鼻差2着に大健闘した。

 日本馬にとって米国のダートG1は高い壁だった。ハクチカラが初遠征した58年から芝レースへの挑戦はあったが、ダートG1は95年ケンタッキーダービーのスキーキャプテンが初挑戦(14着)。21年にようやくマルシュロレーヌがBCディスタフを勝ち、日本馬として初めて米ダートG1制覇を飾った。

 今年に入りパンサラッサがサウジC、ウシュバテソーロがドバイワールドCと、海外で立て続けにダートの高額賞金G1を勝利。日本のダート馬のレベルアップに世界が注目している。

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