【宝塚記念】イクイノックスの鞍上ルメール 道悪適性に「大丈夫。走り方が軽くてバランスがいい」

2023年6月22日 05:30

クリストフ・ルメール

 役者が違う!中央競馬の上半期を締めくくるグランプリ「第64回宝塚記念」(25日、阪神)の追い切りが21日、東西トレセンで行われ、ファン投票1位のイクイノックスが栗東CWコース3頭併せで貫禄の動きを見せた。昨年の天皇賞・秋、有馬記念、今年初戦のドバイシーマクラシックとG1・3連勝中。レーティング世界一に上り詰めた昨年の年度代表馬が万全の仕上がりで凱旋レースを迎える。同レースは22日に出走馬と枠順が決まる。

 【ルメールに聞く】
 ――14日の1週前追いで稽古をつけた。
 「馬のメンタルが大事ですが、凄くいいですね。栗東に慣れてきたと思います」

 ――ドバイシーマクラシックは逃げ切り。
 「(ペースが)遅いレースは嫌だったので逃げを選択。マイペースで走って素晴らしいパフォーマンスでした」

 ――今回レースのイメージは?
 「(ドバイと)日本の競馬は違います。内回りだし、ミドルポジションぐらいで乗りたい。そこからポジションを上げられたら」

 ――過去7戦は全て良馬場。道悪適性について。
 「レイニーシーズンで馬場が重くなるかもしれませんね。でも多分、大丈夫。彼は体がそう重たくないし、走り方が軽くてバランスがいい」

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