25日にG1宝塚記念を控え、「ロンジンワールドベストホースランキング」で世界ランク1位につけ、G1・4連勝を狙うイクイノックス（牡4）を送り出す木村師が21日、共同記者会見に臨んだ。

　――栗東3週目
　「トラブルなく順調に来ている」

　――最終追い切りは
　「スタート注意して道中折り合って、最後しっかりゴールに向かって頑張れるようにやった。順調にいっていると思う」

　――ドバイシーマCを振り返って
　「多くの支持をいただいた中で慣れない環境で海外で、いろんな要素がありながら勝てたのは評価していい。馬もスタッフも頑張ってくれた」

　――逃げ切りだった
　「返し馬見た瞬間に、それもやむなしかなと思った」

　――道悪はどうか
　「皐月賞でも経験している。なんとかこなしてくれればと思っている」

　――歴代最多得票での出走になる
　「非常に重い数字だと感じている」

　――意気込みは
　「多くのみなさまの支持をいただいている中で管理馬を出走させていただくわけで、軽々しく言葉を発することは難しいけど、日曜までお一人お一人の気持ちに結果として添えるようになんとか尽力して日曜迎えるように努めていきたい」

　――現在、世界ランク1位だが
　「非常にそれも含めて重たい数字と感じている。注目度高い中で仕事をさせていただいている。世界一幸せな調教師だなと毎日実感しながら仕事している」

　――先週から変わった点はあるか
　「週を追うごとに馬の中で馬場に向かう目的が明確になってきているんだろうなという感じはしている。日々のルーティンを理解しているというか予想しているというか。今日現在あるエネルギーが前に前に、となっている」