【菊花賞】ドゥレッツァG1初制覇!!5連勝で一気に世代の頂点へ 神騎乗ルメール「おおきに!」

2023年10月22日 15:45

<菊花賞>レースを制したドゥレッツァ(手前左)

 3年ぶりに京都に戻ってきた3冠最終戦「菊花賞」は、4番人気ドゥレッツァ(牡=尾関)が制し、5連勝でG1初制覇を飾った。勝ち時計は3分3秒1。

 大外17番から逃げの手に出る。向こう正面では先頭を譲ったが、再び直線で突き放すルメールの神騎乗。「勝つことできて凄くうれしい。1周目、静かな騎乗したかったけど、馬が元気だった。3、4コーナーの手応え良かった。絶対結果を出せると思った。また加速したので勝つと思った」とし、「おおきに!」と笑みを浮かべた。

 ドゥレッツァは父ドゥラメンテ、母モアザンセイクリッド(母の父モアザンレディ)の血統で、通算6戦5勝。重賞も初勝利となった。

 ルメールはJRA・G1通算46勝目、尾関師は同3勝目を挙げた。

 2着はダービー馬のタスティエーラ(牡=堀)、3着は皐月賞馬のソールオリエンス(牡=手塚)だった。

 ▼菊花賞 1938年創設。出走は3歳の牡馬と牝馬に限られる。クラシック3冠最終戦。「皐月賞は最も速い馬、ダービーは最も運がある馬、菊花賞は最も強い馬が勝つ」と言われる。

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