日本最高齢の現役競走馬ヒカルアヤノヒメ死す 19歳、心不全で 同期にウオッカなど

2023年11月16日 17:21

ヒカルアヤノヒメ(22年9月撮影、愛知県競馬組合提供)

 日本最高齢の現役競走馬として多くのファンに親しまれた、名古屋のヒカルアヤノヒメ(牝19)が、15日に死んだ。16日、名古屋競馬の公式サイトやSNSで発表された。

 調教中の負傷により、同競馬場の厩舎で療養していたが、15日に心不全のため息を引き取ったという。

 ヒカルアヤノヒメは父メイショウオウドウ、母ゴールデンタッソー(母の父タッソー)の血統で04年4月10日生まれ。06年11月に中央でデビュー。同期には牝馬でダービーを制したウオッカや、ダイワスカーレットがいる。通算成績は317戦14勝。

 昨年9月27日、名古屋競馬4Rで、クラベストダンサーが持つ国内最高齢出走記録(18歳164日)を更新する18歳170日の新記録を樹立。同年8月には蟹江警察署から1日警察馬を委嘱され、名古屋競馬場で蟹江警察署が実施する「防犯キャンペーン」にも参加するなど人気となっていた。

特集

2023年11月16日のニュース