【船橋11R・クイーン賞】パライバトルマリン正攻法重賞Vだ!

2023年11月29日 05:00

関東オークスを早め先頭で押し切ったパライバトルマリン(左)

 (3)パライバトルマリンが主役だ。前々走、デビュー4戦目で関東オークスを制覇。一気の距離延長、地方の力のいるダートへの対応など、あらゆる課題をあっさりクリアして能力の高さを見せつけた。前走は2着だったが、古馬との戦いも右回りも初めてだったことを考えれば悲観する必要はない。今回は実績ある左回り。東京マイルで逃げ切るスピードの持ち主だけに、前走からの1F短縮も好材料だ。正攻法で押し切って2個目の重賞タイトルを手に入れる。

 昨年覇者、テリオスベルが相手。すんなりハナなら◎を撃破した3走前・ブリーダーズゴールドCの再現も。ライオットガールは自在性を武器に上位へ。ダート実績あるビジンも怖い。

 ▼ライオットガール(中村師)前走はゲートが開く瞬間に中でゴソゴソするところがあって出しづらかった。普通に出れば、もうちょっとやれていたと思う。使った後も馬は元気いっぱい。乗り難しいところはないし船橋のコースも気にならない。

 ▼エイシンレミー(伊藤好師)使い詰めだけにどうだろう。相手も強いし厳しいと思う。

 ▼パライバトルマリン(林師)前走は門別の砂質が影響したのか、最後は同じ脚色になった。それでも番手から我慢が利いていて、気性の成長を感じられるいいレースだった。

 ▼サブルドール(山下師)気分良く走ってくれて2連勝できた。変わらずいい状態をキープできている。相手は強くなるが51キロを生かして頑張ってほしい。

 ▼ゴールデンヒーラー(佐藤祐師)昨年、今年の南部杯が地方勢でイグナイターに続く着順。この相手でもそれだけの力はあると思っている。先行して好位で脚をためて前回(21年7着)以上の成績を狙いたい。

 ▼ビジン(武英師)ずっとダートの牝馬限定戦を使いたいと思っていた。体調はいいし、ハンデも53キロと軽い。途中から行く馬がいるし、その動きを見ながら運ぶ形になると思う。

 ▼グレースルビー(堀師)使いながら徐々に良くなっている。コースは2度目だし、距離もマイルより1800メートルのほうが合っている。

 ▼ティーズハクア(山中師)前走後はここを目標にして好状態をキープ。前々で流れに乗った方がいい競馬ができそう。ハンデ差生かして上位を目指したい。

 ▼サルサレイア(堀師)コース、距離と条件はいいので、軽いハンデを味方に頑張ってほしい。

 ▼テリオスベル(田島師)普段の調教を変わらず積めている。タフさが売りなので連戦でも問題なし。自分の形に持ち込みたい。

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