【朝日杯FS】エクアの全頭診断 短距離向き増
2023年12月15日 10:00 朝日杯FSは、ホープフルSのG1昇格により、以前より短距離向きの出走馬が増えた。Vチューバー・樫桜華(かしおか)エクア=年齢非公表=がG1出走全馬について臨戦、調教、血統などから多角的にジャッジする「エクアのズバッと全頭評価」も、各馬の距離適性を精査している。
1枠1番エコロヴァルツ
時計も内容も圧勝。気性面の前向きさが強めで、空回りが怖い。折り合いが鍵になる。
1枠2番ミルテンベルク
現状はトモの薄さがあるが、その中で重賞2着は気の強さゆえ。距離も千二より千六。
2枠3番ジャンタルマンタル
ベルモントS勝ちの父だが産駒は2歳から動く。馬体の完成度がここに入ると圧倒的。
2枠4番サトミノキラリ
やや硬さがあっていずれはスプリンターとみた。マイルもこなすにせよ決定力に懸念。
3枠5番タガノエルピーダ
初戦は勝勢の逃げ馬を卓越したラップで捉えた。経験は不足も2歳戦に実績ある牝系。
3枠6番セットアップ
父の産駒は札幌と中山で良績。上がりがかかる小回り向き。阪神も内回りならいいが。
4枠7番オーサムストローク
イクイノックス半妹を封じた前走では器用さを見せた。母父はこのレースと相性いい。
4枠8番ダノンマッキンリー
まだ幼さもあるが現時点で可能な限り仕上げた雰囲気。この厩舎がそうするだけの器。
5枠9番クリーンエア
気性的な若さはあるものの新潟2歳S3着が好内容。気配も良く反撃の機運が到来か。
5枠10番バンドシェル
父はスワーヴリチャードの半兄。産駒も字面以上に早期走る。ただ本馬は短距離向き。
6枠11番タイキヴァンクール
逃げるなり、外を回すなりで力を発揮。スロー含みの多頭数だと脚を使えない恐れも。
6枠12番タガノデュード
中距離先行で勝ちあぐね短縮で初勝利。相手が楽だった感は否定できずG1となると。
7枠13番ナムラフッカー
スワーヴはハーツより完成が早いが、この馬はハーツの特徴が出た。まだ成長の途上。
7枠14番ジューンテイク
短縮ローテで一変。タフさが売りで、多く走る中、向く流れで好走する傾向。善戦型。
8枠15番エンヤラヴフェイス
母はタイキシャトルと似た配合で牝系が前面に出たパワー型。上がりかかってほしい。
8枠16番アスクワンタイム
マイラーよりもスプリンター寄り。そういうタイプに向くレースだが、あと1F課題。
8枠17番シュトラウス
レースの上がりが速い2走前は負け、ラスト上がりかかった前走V。流れてこその馬。