【有馬記念】枠順で明暗…スターズオンアース16番 最強5枠はヒートオンビートとジャスティンパレス
2023年12月21日 18:04 G1・有馬記念(24日、中山芝2500メートル)の公開枠順抽選会が21日に行われ、以下のように出走16頭の枠順が決定した。
1枠1番 ソールオリエンス
1枠2番 シャフリヤール
2枠3番 ホウオウエミーズ
2枠4番 タイトルホルダー
3枠5番 ドウデュース
3枠6番 ディープボンド
4枠7番 アイアンバローズ
4枠8番 ライラック
5枠9番 ヒートオンビート
5枠10番 ジャスティンパレス
6枠11番 ハーパー
6枠12番 ウインマリリン
7枠13番 タスティエーラ
7枠14番 プラダリア
8枠15番 スルーセブンシーズ
8枠16番 スターズオンアース
昨年の桜花賞、オークスを制したスターズオンアース(牝4=高柳瑞)は8枠16番に決まった。
00年以降、16頭立てで行われた有馬記念は昨年まで16回ある。この16回中、8枠に入った馬の連対はない。18年に8枠15番からシュヴァルグランが3着(9番人気)に入ったのが最高だ。
ルメールは抽選前に「1と16はヤダ」と話していたが、まさかの16番に。「心臓が痛いです」とガックリ。
内枠有利が顕著な近年の有馬記念で、最強枠は5枠。20年は5枠9番クロノジェネシス、21年は5枠10番エフフォーリア、22年は5枠9番イクイノックスが勝利しており、5枠の馬が3連覇中だ。
5枠9番は15年サウンズオブアースの2着もあり、最近10年で2勝2着1回は3枠6番(13年オルフェーヴル、19年リスグラシューが優勝、14年トゥザワールドが2着)と並ぶ最強馬番だ。
今年は5枠9番にヒートオンビート、5枠10番に春の天皇賞を制したジャスティンパレスが入った。ジャスティンパレスの横山武は「陣営と話して、黄色帽あたり、いいかなと。すごく理想的なところに入りました」と話した。
昨年のダービー馬で武豊が騎乗するドウデュースは3枠5番に。このレースがラストランとなるタイトルホルダーは2枠4番、ソールオリエンスは皐月賞を制した時と同じ1枠1番に入った。
▼抽選方式 ゲストの「2023JRA年間プロモーションキャラクター」佐々木蔵之介、見上愛が抽選ポットから馬名ボールを選び、開封馬番を選択する騎手(調教師)を決める。選択された騎手(調教師)が登壇。抽選ポットから馬番ボールを選択して自らボールを開封し、枠順決定となる。
※最近10年の優勝馬
13年 3枠6番オルフェーヴル
14年 2枠4番ジェンティルドンナ
15年 4枠7番ゴールドアクター
16年 6枠11番サトノダイヤモンド
17年 1枠2番キタサンブラック
18年 4枠8番ブラストワンピース
19年 3枠6番リスグラシュー
20年 5枠9番クロノジェネシス
21年 5枠10番エフフォーリア
22年 5枠9番イクイノックス