【有馬記念】有力牝馬2頭は“鬼門”8枠に…池添は苦笑い ルメール「心臓が痛いです」

2023年12月21日 18:14

スルーセブンシーズ

 G1・有馬記念(24日、中山芝2500メートル)の公開枠順抽選会が21日に行われ、以下のように出走16頭の枠順が決定した。

1枠1番 ソールオリエンス
1枠2番 シャフリヤール
2枠3番 ホウオウエミーズ
2枠4番 タイトルホルダー
3枠5番 ドウデュース
3枠6番 ディープボンド
4枠7番 アイアンバローズ
4枠8番 ライラック
5枠9番 ヒートオンビート
5枠10番 ジャスティンパレス
6枠11番 ハーパー
6枠12番 ウインマリリン
7枠13番 タスティエーラ
7枠14番 プラダリア
8枠15番 スルーセブンシーズ
8枠16番 スターズオンアース

 上位人気になりそうな牝馬2頭が、“鬼門”の8枠に入った。

 00年以降、16頭立てで行われた有馬記念は昨年まで16回ある。この16回中、8枠に入った馬の連対はない。18年に8枠15番からシュヴァルグランが3着(9番人気)に入ったのが最高だ。

 昨年の2冠牝馬スターズオンアース(牝4=高柳瑞)は大外の8枠16番。騎乗するルメールは抽選前に「1と16はヤダ」と話していたが、まさかの16番に。「心臓が痛いです」とガックリ。「ちょっと大変な番号ですけど、ポジティブな騎乗をやっていきます」と何とか前を向いた。

 凱旋門賞4着から大一番に臨むスルーセブンシーズ(牝5=尾関)が8枠15番。騎乗する池添は苦笑いを浮かべ、「ちょっと考えたいと思います…」と話した。

 ▼抽選方式 ゲストの「2023JRA年間プロモーションキャラクター」佐々木蔵之介、見上愛が抽選ポットから馬名ボールを選び、開封馬番を選択する騎手(調教師)を決める。選択された騎手(調教師)が登壇。抽選ポットから馬番ボールを選択して自らボールを開封し、枠順決定となる。

※最近10年の優勝馬
13年 3枠6番オルフェーヴル
14年 2枠4番ジェンティルドンナ
15年 4枠7番ゴールドアクター
16年 6枠11番サトノダイヤモンド
17年 1枠2番キタサンブラック
18年 4枠8番ブラストワンピース
19年 3枠6番リスグラシュー
20年 5枠9番クロノジェネシス
21年 5枠10番エフフォーリア
22年 5枠9番イクイノックス

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