最優秀ダートホースはレモンポップ ダートG1完全制覇、田中博師「本当に感謝しかない」

2024年1月10日 05:27

チャンピオンズCで後続を振り切り勝利するレモンポップ (撮影・亀井 直樹) 

 最優秀ダートホースは南部杯マイルCSに加え、フェブラリーSとチャンピオンズCを勝利し史上4頭目の同一年JRAダートG1完全制覇を成し遂げたレモンポップが166票で受賞。ドバイワールドCを制したウシュバテソーロ(126票)との争いを制した。田中博師は「南部杯の圧勝を見て、最優秀ダートホースのタイトルを獲らせてあげたいと強く意識するようになりました。オーナーの強い後押しと、それに応えてくれたレモンポップ、そして厩舎スタッフ、牧場の取り組みの全てが合わさっての受賞と思います。本当に感謝しかないです」と喜びのコメント。次走は坂井とサウジC(2月24日、キングアブドゥルアジーズ・ダート1800メートル)で海外G1初制覇を狙う。

 ◆レモンポップ 父Lemon Drop Kid 母Unreachable(母の父Giant’s Causeway) 牡6歳 ゴドルフィン 美浦・田中博 坂井 Mr.&Mrs.Oliver S.Tait 5戦4勝(うち海外1戦0勝、地方1戦1勝) 3億5728万7000円=地方含む(フェブラリーS、マイルCS南部杯、チャンピオンズカップ)

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