【宝塚記念】ソールオリエンス 復活を告げる2着 横山武は誇らしげ「これからが楽しみ」

2024年6月24日 05:23

<京都11R・宝塚記念>2着のソールオリエンス(撮影・亀井 直樹)

 復活を告げる2着。年明けから中山記念4着、大阪杯7着と不振が続き、7番人気まで評価を落としていたソールオリエンスが皐月賞馬の意地を見せた。

 道悪でも鞍上の横山武は末脚を信じていた。3コーナーでは後方から2番手。4コーナーをほぼ最後方で回ったが、他馬とは馬場へのかみ合いが違った。抜群の手応えで前を走るブローザホーンを追い、直線半ばで一瞬離されたものの再度盛り返し、大阪杯覇者ベラジオオペラをかわして2着。2馬身差。完敗には違いないが、横山武は誇らしげだった。

 「(道悪の)馬場適性は皐月賞で証明済みですからね。返し馬から、いつも以上にバランスが良かった。元々、古馬になって良くなると思っていた馬ですから、これからが楽しみです」

 辛口な手塚師も「人気より上に来て良かった。最後は苦しくてモタれていたが何とか格好は付けてくれたよ」と安どの表情を浮かべ、雨の京都競馬場を後にした。

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