アジア競馬会議に武豊、ルメール騎手が参加 ムチの使用制限に訴え「納得している騎手少ない」

2024年8月28日 18:45

アジア競馬会議の様子

 28日、札幌コンベンションセンター(札幌市内)で開催された「アジア競馬会議」に武豊、ルメール両騎手が出席し、競馬について熱く語った。

 「騎手はプレッシャー、危険、ストレスと付き合っていかなければならないが、常にいいジョッキーでありたいと思って38年間続けてきた」と武豊。

 ルメールは「35歳から40歳が騎手としてのピークになった。今の若い騎手はムーアのスタイルで乗っているが、僕の時代はペリエのアメリカンスタイルを学べたことが大きい」と振り返った。

 競馬の問題点として指摘したのがムチの使用制限。「世界中の騎手が一番気にしている。痛みを与えるためでなく、サインを出すために使っているのに5回以上入れると犯罪者扱いされてしまう」とルメール。

 武豊も「今のルールに納得している騎手は少ない。大半がこれ以上の制限を望んでいない」と訴えていた。

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