【金沢競馬 白山大賞典】ディクテオンが快勝 横山和「格好つけて勝ってやろうと。楽しかった」

2024年9月23日 20:00

白山大賞典を制したディクテオン(石川県競馬事業局提供)

 Jpn3「第44回白山大賞典」が23日、金沢競馬場で行われ、1番人気の中央馬ディクテオンが快勝。昨年の浦和記念、名古屋グランプリに続く重賞3勝目を飾った。5頭出走したJRA勢が掲示板を独占した。

 2周目の向正面で先頭に立つと、直線はそのまま独走態勢。2着ダイシンピスケスに5馬身差をつける圧勝に、騎乗した横山和は「返し馬から雰囲気が良かったので、今日は“格好つけて”勝ってやろうと。自信はあった。向正面で先頭に立って、コース形態上、ここから負けることはないだろうと。凄く楽しかった。前走(帝王賞3着)で悔しい思いをしたし、ここは負けられないと思っていた。金沢で初めて勝てて、とてもうれしい」と振り返った。

 なお、白山大賞典は8億6286万4000円を売り上げ、昨年のレコード(6億1264万5600円)を上回り、レコードを更新した。

 ◇ディクテオン 父キングカメハメハ 母メーデイア(母の父キングヘイロー) セン6歳 栗東・吉岡辰弥厩舎 馬主・G1レーシング 生産者・北海道安平町の追分ファーム 戦績25戦9勝(地方9戦5勝) 総獲得賞金は2億2652万円。

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