クラシック最終戦・菊花賞は気合の仕上げによる好馬体の馬が目立って目移りする好メンバー。Ｖチューバー・樫桜華（かしおか）エクア＝年齢非公表＝が臨戦、調教、血統など多角的にジャッジしてズバッと全頭評価します！

1枠1番ピースワンデュック　同父ナイトインロンドン的しぶとさにステイヤー質の強い馬体。上がりかかるなら。

1枠2番ノーブルスカイ　いつもかかりながら、はまると天井は高め。といってこれほどの相手強化となると。

2枠3番アスクカムオンモア　母はハイレベルの相手なりで秋華賞３着、重賞２勝。父は意外と距離もつ気配あり。

2枠4番ダノンデサイル　中距離向きだと思うが、道中のペースダウンが抜群にうまい。スローの方がプラス。

3枠5番ハヤテノフクノスケ　平たんの流れ込みで力を発揮。いずれ夏の二千重賞に届く予感はあるが菊はどうか。

3枠6番ミスタージーティー　菊２着の兄サトノルークス再現があるなら、よどみない流れで中距離馬が止まる時。

4枠7番ビザンチンドリーム　大きくない馬体だがキリッと仕上がって大跳び。血統面も距離延びて悪くなさそう。

4枠8番ウエストナウ　前走で見限るのは惜しい筋骨隆々の好馬体。時々こういう武骨タイプが走るのが菊。

5枠9番コスモキュランダ　母が豪州産は菊でマイナスではない。タフ牝系にしぶとい父で配合以上の距離適性。

5枠10番メイショウタバル　神戸新聞杯の逃げペースは菊を乗り切るには速すぎる。中盤じっくり構えられるか。

6枠11番ショウナンラプンダ　ゴツい体で母父スプリンターにディープボンドを想起。初淀だが坂の下り良さそう。

6枠12番シュバルツクーゲル　消耗戦の３勝クラスＶは重賞級の内容。タフな削り合いのサバイバル戦に浮上の目。

7枠13番アーバンシック　現３歳で連鎖的に大活躍の牝系。適性以上の距離には違いないが操縦性で補えるか。

7枠14番メリオーレム　母父スプリンターは父の配合の正解とみた。一子相伝的な大物なら反撃があっても。

7枠15番エコロヴァルツ　前か後ろか極端な競馬で菊向きの操縦性ではない。距離克服には控えてイン突きか。

8枠16番ヘデントール　ドゥレッツァのローテをなぞり時計以外は準じる軌跡。内容も重賞に届くレベルだ。

8枠17番アドマイヤテラ　ロベルトあり、トニービンありの配合表に菊の薫りはある。牝系も現３歳世代好調。

8枠18番アレグロブリランテ　人気薄の激走２回はいずれも前残り。ただ距離が延びてその粘りが発揮できるかは？