【佐賀・国見岳賞】19日発走 ブルベアイリーデ佐賀初戦で初勝利へ! 予想印を公開
2024年10月18日 12:00 佐賀競馬19日のメインカードは準重賞の「国見岳賞」(距離2000メートル・4R=17時発走)。抜けた馬は不在で白熱の主導権争いとなりそうだ。1着馬には来月24日佐賀古馬重賞最長距離決戦2500メートル「九州大賞典賞」の優先出走権が付与される。
◎⑧ブルベアイリーデ 18年8月小倉でデビュー。中央では6勝をマークして今年2月川崎に移籍。川崎時代は4月川崎1600メートルの「幸オープン」で白星を挙げて今月から新天地の佐賀に身を移してきた。今回が転厩初戦となるものの中央、地方ともに重賞を含めて経験は豊富で問題はなさそうだ。JRA時代は20年4月東京1600メートルのリステッド競走「オアシスS」、21年8月新潟1800メートルのリステッド競走「BSN賞」Vに重賞は21年10月中京1900メートルの「シリウスSGⅢ」、22年1月中京1800メートル「東海SGⅡ」、22年3月中山1800メートル「マーチSGⅢ」で3着と善戦している。自在性は豊かで佐賀初勝利に照準を合わせる。
◯⑥ラストストーリー 20年8月新潟でデビュー。翌年夏に北海道、同年11月には大井へ移籍。中央、北海道時代は勝ち星に恵まれず大井では7勝をマークした。重賞経験は今年7月大井1600メートルの「サンタアニタトロフィー」10着のみ。今回佐賀転籍初戦で適正的に未知数な部分はあるが、今年大井での2000メートル全3戦を見ると4月「エイプリル賞」Vに2着が2回。前々もしくは好位で粘りが利いておりスムーズに運べれば怖い。
▲⑨タケノサイコウ 21年7月小倉でデビュー。芝を2戦して翌月には佐賀へ転入。転厩初戦から21年11月2歳「カペラ賞」、22年2月3歳「JRA交流たんぽぽ賞」の重賞2Vを含めて破竹の9連勝を飾った。そして昨年10月には1400メートル「佐賀オータムスプリント」で3度目の重賞Vをゲット。その後4カ月休養後、今年は重賞2戦含めて10戦したが白星はなし。それでも前々走8月1750メートル重賞「九州チャンピオンシップ」で4着、前走9月1750メートルのA1・A2特別「由布岳特別」3着と近況は中距離戦で粘りを発揮しており展開一つでV奪取の可能性を秘める。
☆②フルークツォイク 20年8月大井でデビュー。1400メートル戦1勝、1600メートル戦を3勝して今年の3月に佐賀に転入してきた。佐賀では前走まで10戦して4勝だが、前走9月「由布岳特別」4着以外の9戦は全て馬券に貢献しており安定感は確かだ。2000メートル戦は昨年6月大井「浅草賞」に出走。好位で踏ん張って勝ち馬からは0秒5差の3着と善戦した経験があり今回も目が離せない。
△③エイシンダンシャク 19年5月北海道でデビュー。1勝を挙げ翌年2月に兵庫へ。兵庫では10勝をマーク。今年2月から佐賀所属となった。佐賀では3月1750メートル準重賞の「多良岳賞」、4月1750メートルA1・A2特別の「九千部山特別」、6月1860メートル準重賞の「英彦山賞」を逃げ切って3勝。重賞で馬券絡みはないが、兵庫時代を含めこれまで16戦と経験は豊富。マイペースに先頭で運べれば、そのまま押し切ってしまうシーンもあるか。