【菊花賞】Vチューバー・エクア 成長したアドマイヤテラの下克上 武豊「チャンスある」

2024年10月20日 05:30

Vチューバー・樫桜華エクア

 こんにちは、エクアです。今年の菊花賞は全馬にとって未知の距離。長距離レースは施行数が少なく、他の距離と違う戦略・戦術が求められます。菊花賞への「適性」に関しては血統や経験も絶対と言えず、重賞馬と条件馬を同じテーブルで論じることもできます。適性のない重賞馬より適性のある条件馬が強い可能性も十分ある。人気も“見込み”を含む序列ですね。

 以上の事情もあり、春2冠馬のような絶対的な存在がいない年の菊花賞は特に、出走馬の陣営が目の色を変えます。ガチの仕上げで下克上を目指すのです。今年は好仕上がりの馬が目立ち、心浮き立ちますね。長距離レースが昔ほど権威がないのは事実ですが、菊の面白さは不滅です。

 ◎アドマイヤテラ。

 前走2勝クラスVから菊花賞で馬券になった馬は過去10年で5頭います。うち2頭、17年3着ポポカテペトルと18年3着ユーキャンスマイルはアドマイヤテラと同じ友道厩舎。「成長している。距離も歓迎」と友道師。手応えがあっての挑戦だと思います。

 騎乗する武豊ジョッキーは菊花賞を「騎手の駆け引きもあって、乗っていて面白いよ」と評しています。馬の力だけでなく、人馬の呼吸や折り合い、仕掛けどころ、コース取りの工夫の余地が大きい。アドマイヤテラについては「チャンスがある馬」と語っています。実績の不足を埋める戦術は幾通りも考えられているはず。アドマイヤテラの菊への適性と名手の戦術が格上をしのぐ。そんな未来図を描きつつレースを見守ります。パカラッチェ!(Vチューバー)

▼エクアの印
◎(17)アドマイヤテラ
○(4)ダノンデサイル
▲(16)ヘデントール
☆(13)アーバンシック
△(1)ピースワンデュック
△(7)ビザンチンドリーム
△(14)メリオーレム
△(15)エコロヴァルツ

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