【天皇賞・秋 展望】ドウデュース復権へ リバティアイランドも好勝負必至
2024年10月20日 17:37 今週のメインは東京で行われるG1「第170回天皇賞・秋」(27日)。前走G1勝ちの馬は不在だが、好メンバーがそろった。
ドウデュースは2走前のドバイターフが不完全燃焼に終わって5着。重馬場に苦しんだ前走の宝塚記念は6着。持てる力を出し切れなかった印象だ。昨年末の有馬記念を制した底力は現役屈指。昨年のジャパンC(4着)はイクイノックスに敗れたが、同期の天才はターフを去った。休み明けでもここは譲れないタイトルとなる。
女王リバティアイランドも3月ドバイシーマクラシック(3着)以来の復帰戦を迎える。中間の攻めには目を見張るものがある。東京ではオークスを圧勝、ジャパンCでイクイノックスの2着に入った。休み明けでもきっちり仕上げてくる中内田厩舎。好勝負必至だ。
ベラジオオペラは今春大阪杯Vから宝塚記念3着と着実に力を付けている。昨年2着ジャスティンパレス、重賞2連勝中と勢いのあるレーベンスティールは鞍上のルメールが何とも頼もしい。秋華賞、菊花賞に続く3週連続G1Vに挑む。昨年のクラシック戦線をにぎわせたタスティエーラやソールオリエンスなども楽しみな存在だ。