【スワンS展望】力をつけたスズハローム 走り慣れた距離で重賞初制覇が見えた
2024年10月20日 17:38 26日の京都メインは「第67回スワンS」(G2、芝1400メートル)が行われる。秋のマイル王を決めるマイルCS(11月17日)の前哨戦。14年から勝ち馬に優先出走権が与えられている。
スズハロームは初の1200メートル起用となった前走CBC賞が2着。勝負どころで窮屈になるも、進路が開けてから鋭く伸びてきた。馬群を割る競馬を経験できたのは今後に生きるはず。2走前の京王杯SC3着を含めて2戦続けて重賞で上位争い。<3・0・1・1>のベスト距離に戻る今回は重賞初制覇のチャンスだ。
オフトレイルは秋初戦の毎日王冠が不完全燃焼。課題のスタートを決めたが、スローペースで道中は力んでいた。前々有利の流れもあって12着に敗れたが、2F短縮で力を出し切れば巻き返せる。
1400メートルで3連勝中のクランフォードも侮れない。重賞初挑戦でも、いきなり上位争いできるだけの能力がある。