【金沢競馬 中日杯】ハクサンアマゾネス2着 地方重賞勝利数新記録はならず引退
2024年12月1日 18:27 金沢競馬場で1日、重賞「第60回中日杯」(2000メートル)が行われ、引退戦に臨んだ吉原寛人騎乗のハクサンアマゾネス(牝7=加藤義)は2着。国内地方重賞26勝目はならず、地方競馬の重賞勝利数の新記録達成はならなかった。
中日杯は20、21、23年に制しており、自信を胸に臨んだ一戦。だが、2番手追走から4角手前で吉原の右ムチが早々と入り、ハナを主張したマリンデュンデュンをラストまで捉えられなかった。
このレースで引退と事前に発表されており、重賞は通算25勝止まり。それでもオレノココロ(ばんえい)と並ぶタイ記録まで積み上げた。
3日の7R終了後(午後3時半頃)、スタンド前ステージで引退式を行う。
ハクサンアマゾネスは父シルポート、母オークヒルズ(母の父ブライアンズタイム)という血統。20年4月に金沢でデビューし、無傷の4連勝で石川ダービーを制した。
その後は地元だけでなく、園田などにも遠征して重賞勝利を積み上げ、前走で重賞優勝タイ記録に並んでいた。