【阪神JF展望】米国から参戦メイデイレディが外国馬初V狙う 名手デットーリにも注目

2024年12月1日 18:01

 2歳牝馬の頂上決戦「第76回阪神ジュベナイルフィリーズ」が8日、京都の芝マイル戦で行われる。例年とは様相が一変。米国からとんでもない大物がやって来た。

 黒船来航と呼ぶべきか。米国からメイデイレディが参戦を表明。海外調教馬の出走はもちろん初めて。しかも4戦3勝、前走のBCジュベナイルフィリーズターフが小差の2着だから、日本馬は軽く蹴散らされてしまうかも。まして伝説の名手デットーリが彼女にぞっこん。わざわざ乗りに来る。よほど調整が失敗しない限り本命だろう。

 迎え撃つ日本馬の筆頭はダンツエラン。ハイレベルの新馬戦を勝ち上がり、前走のファンタジーSは控える競馬で力強く抜け出した。桜花賞も意識できる好素材。ランフォーヴァウは牡馬相手にデイリー杯2歳Sを快勝。相手関係に少々恵まれた感はあるが追って確実な末脚が魅力。東からは無傷の2連勝でアルテミスSを制したブラウンラチェット。兄はワールドワイドで活躍(ジャパンダートクラシックなど8戦6勝)するフォーエバーヤング。妹もスケールの大きさを感じさせる。 

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2024年12月1日のニュース