北村友「早く戻りたいと思ってた」 4年ぶりG1制覇で号泣の理由とは「感謝の気持ちが一番に大きかった」
2025年2月13日 16:22 JRAの北村友一騎手(38)が13日までに更新された「カンテレ競馬」の公式YouTubeチャンネルにゲスト出演。24年の中央競馬を締めくくった2歳G1「第41回ホープフルS」を制した後に流した大粒の涙の理由を語った。
今回は、カンテレの競馬番組「競馬BEAT」のMCを務める元櫻坂46で女優・タレントの菅井友香が聞き手のインタビュー対談が実現した。
ホープフルSでは断然の1番人気クロワデュノールが無敗3連勝でG1初Vを飾った。鞍上の北村友は4年ぶりのG1制覇となった。レース後の勝利騎手インタビューでは「本当にたくさんの方々に支えてもらって、応援してもらってここに導かれたと思います。この場をお借りして本当に感謝の気持ちを言いたいと思います。ありがとうございます」と大粒の涙を流した。
実はレース前は「勝ったら泣くのかな…?」という気持ちだった。北村友は21年の落馬で椎体骨折や右肩甲骨骨折などの大ケガを負い、その後の入院生活が苦しかったと明かした。「つらかったんですけど、自分の1人で何もできない中で、助けてもらうことがありがたくてそのことはずっと忘れないと思います」と語り、「妻にもずっと付きっきりで全部やってもらった。ありがたいですし、結婚してよかったと思います」と妻にも感謝した。
苦しい中でモチベーションの支えになったのは「馬が好きだから競馬に乗りたい」という強い気持ちだったという。「早く戻りたいとずっと思っていました」とコメントした。
「レース後にあんなに泣くと思ってなかった。あの場に立って目の前のお客さんの声を聞いた時に本当にG1を勝てて良かったと思います。いろんな人たちの応援なくしては立つことができなかった舞台だったと思うので、感謝の気持ちが一番に大きかったと思います。」とファンの声援を聞いて涙がこみ上げてきたと回想した。