ジャックドールが引退 屈腱炎再発のため、今後は種牡馬に

2025年2月19日 15:00

ジャックドール(22年3月撮影)

 2023年の大阪杯を制したジャックドール(牡7=藤岡、父モーリス)が右前浅屈腱炎を再発したため、引退することが19日、分かった。今後はアシュリンジャパン(北海道日高町)で種牡馬になる。

 藤岡師は「復帰に向けて進めていたが先週、右前に腫れが出て(前回と)同じ箇所が再発しました。復帰は厳しいということで、オーナー(前原敏行氏)と相談して引退することを決めました」と語った。

 通算17戦8勝(うちJRA重賞3勝)。2023年天皇賞・秋11着がラストランとなった。

 「G1を勝ってくれたし、スピードがあって長い距離も走れる。セリの時から凄くいい馬だった。種牡馬になっても、いい子を出してくれると思う。母系の血統もいいので、モーリスの後継種牡馬として頑張ってほしいですね」と夢の続きを2世に託した。

特集

2025年2月19日のニュース