【フェブラリーS】タガノビューティー引退撤回!しっかり負荷かけた、西園正師「一番得意なコース」

2025年2月20日 05:16

坂路をウインコンパス(右)と併せ馬で追い切るタガノビューティー

 昨年11月のJBCスプリントを制したタガノビューティーは当初フェブラリーSで引退するプランだったが19日、西園正師が引退を撤回し現役を続行することを発表した。師は「オーナーの要望もあり、雄姿をもう少し見せてほしいと。今年一年、続戦することになりました」と説明した。

 前走の根岸Sでは落馬競走中止もノーダメージ。坂路の最終追いは中2週でもムチが入る意欲的なものだった。僚馬コウセキ(3歳新馬)の若さに付き合う格好で併入。4F52秒1~ラスト1F12秒7の好時計を刻んだ。「この馬なりに、しっかり負荷をかけることができました。前走はテンションが上がり、気合が先走ってゲートでつまずいた。幸い外傷もなく、無事にレースに使えるのが何より。東京の1600メートルは一番、得意なコースなので」と指揮官は腕ぶす。初タイトルを手にして勢いに乗る8歳馬が新境地に挑む。

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