【サウジC】矢作師 23年パンサラッサ以来V!「本当に感動しました」

2025年2月24日 05:30

<サウジC>サウジCをフォーエバーヤングで制し、口取りにおさまる坂井(右)、矢作師(中央)ら関係者(撮影・坂田 高浩)

 “世界のYAHAGI”の最高傑作だ!1着賞金1000万ドル(15億7020万円)の世界最高賞金額を誇る「第6回サウジカップ」が22日(日本時間23日未明)、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、坂井瑠星(27)騎乗の日本馬フォーエバーヤング(牡4=矢作)が1分49秒09のコースレコードで1番人気に応え、海外G1初制覇。芝G110勝を挙げる香港の雄ロマンチックウォリアーとの壮絶なマッチレースを制した。鞍上の師匠・矢作芳人師(63)は23年パンサラッサ以来、2年ぶり2度目の同レースVとなった。 

 【矢作師に聞く】
 ――世紀のマッチレースでした。
 「日本の競馬ファンの皆さんがきっと喜んでくれたかなと思います。それがうれしいですね。俺も感動しましたから。大きく報道されてほしいです」

 ――今の心境は?
 「本当に感動しました。直線で離れたときは諦めかけましたけど、信じるしかなかったです。あんなレースはなかなかないです」

 ――昨年の米国2戦で先着を許したシエラレオーネ(直前で回避)とも対戦したかった?
 「残念ですね。中立地で米国の馬と走りたかったです。出てこいや!って感じです。アウェーに乗り込んで負かすしかないんですけど、中立地でやりたかったです。今日一緒だったら負けなかったと思います」

 ――世界一を目指す上でまだ負かさなければいけない馬がいる?
 「メンバー的には米国の超一線級が出てきていないので、それを負かしてこそだと思います。まずは無事にいってほしいですね」

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