【浦和競馬 ユングフラウ賞】プラウドフレールが重賞連覇 張田「イメージ通りのレース」
2025年2月24日 19:15 桜花賞の前哨戦「第17回ユングフラウ賞」が24日、浦和競馬場で行われた。2番人気のプラウドフレールが4コーナー先頭から押し切り優勝、重賞連覇した。同馬と2着ゼロアワー、3着ツウエンティフォーまでに「第71回桜花賞」(S1、3月20日、浦和)への優先出走権が与えられた。
大外枠ながら好スタートを切ると積極的に手綱を押して出て1コーナーでは外めの5番手を確保。あとはポジションそのままに流れに乗って脚をためると動かない。3コーナーで各馬が動いたタイミングでゴーサインを送った。外を捲って行くと直線では馬場の中央で先頭に。あとは右ステッキの連打で後続を1馬身半振り切った。
「イメージ通りのレースができた。乗りやすい馬だと思っていたが小回りもこなしてくれた。重賞連勝できてうれしい」と張田は笑顔を見せた。
川島一師も「とにかく気性が素直だし、成長度が凄い。このまま権利を獲った桜花賞に向かう」と言い切ってクラシック制覇に意欲を見せていた。
◇プラウドフレール 父ニューイヤーズデイ 母スリーメロディー(母の父ネオユニヴァース) 牝3歳 船橋・川島正一厩舎 馬主・小島俊治氏 生産者・北海道浦河町の辻牧場 戦績6戦4勝 総獲得賞金4350万円。
▽2着ゼロアワー(矢野)今日は枠の差。距離が延びていいし、次が楽しみ。
▽3着ツウエンティフォー(本橋)リズム良く行けたのが良かった。さらに成長すれば距離延長も大丈夫。