大山ヒルズでキズナ像除幕式 武豊「産駒でダービーを勝ちたい」

2025年5月12日 15:58

大山ヒルズでキズナ銅像の除幕式に参加した(左から)ノースヒルズ前田幸治代表、前田晋二氏、佐々木晶三調教師、武豊

 2013年のダービー馬で昨年のリーディングサイアーに輝いたキズナ(牡15、父ディープインパクト)の銅像の除幕式が12日、鳥取県伯耆町の大山ヒルズで行われ、主戦騎手だった武豊や管理した佐々木晶三調教師らが出席した。

 キズナは昨年のJRA総合、さらに2歳リーディングサイアーの2冠を獲得。それを記念しての銅像建立とあって、ノースヒルズの前田幸治代表は「私の好きな言葉は“夢はかなう”。来年のダービーはコントレイルとキズナの産駒で争ってほしい」と語った。実際の4分の3のサイズで作られたという銅像を見上げた佐々木師は「素晴らしい。キズナにうり二つ」と驚嘆。

 武豊にとって13年ダービー制覇は落馬事故が尾を引いて苦しんでいた時だったと明かし「種牡馬としてチャンピオンサイアーになったキズナの主戦騎手として誇りに思う。その産駒でダービーを勝ちたい」と出席者を前にあいさつした。

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