【日本ダービー】頼れる鞍上レーン 初コンビV再現へ「自分自身と馬を信じて」
2025年5月26日 05:30 頼れる鞍上が皐月賞馬を2冠に導く。レーンは23年にタスティエーラでダービー初制覇。初コンビでの戴冠は54年ゴールデンウエーブ(岩下密政)以来、69年ぶりの快挙だった。今年のミュージアムマイルも初コンビだが、レーンは「タスティエーラの前も(ジンクスは)頭になかった。いつものように自分自身と馬を信じて競馬を迎えたい」と目の前の使命に集中している。
もちろん皐月賞の映像も確認済み。「強い勝ち方。乗り方は道中を含めて、いろいろなオプションがありそう」とイメージを膨らませている。皐月賞で騎乗したモレイラにもアドバイスを受けた。「ジョッキー同士の会話なので」と中身は明かさずもフィーリングは共有されている。
21日の1週前追いで初コンタクト。併せ馬で1馬身先着し「反応を確かめる程度でしたが動きが良く仕上がりはいい。2400メートルも心配していない」と手応え十分。「日本ダービーは非常に大事。品位が高く特別なレース」。競走馬にとっては一生に一度の晴れ舞台。名手はその重みをかみしめ、自身の役割を全力で遂行する。