【新馬戦総括】将来性十分ミスティックレナン グリオンヴール長くいい脚
2025年8月26日 05:18 北の大地から大物候補2頭が勝ち上がった。札幌芝2000メートルの勝ち馬ミスティックレナンはスローペースの逃げで展開の利はあったが、ラスト2Fは11秒7→11秒6の加速ラップで後続を突き放した。526キロの馬体は迫力満点。クラックスマン産駒のJRA初勝利となった。父は英仏G1・4勝を挙げ、産駒には23年凱旋門賞馬エースインパクトがいる。血統的にも将来性十分だ。芝1500メートルのグリオンヴールは好位追走から直線で先頭に立つと7馬身差の圧勝。レースの上がり4Fは1F11秒台のハイラップが続いた。長くいい脚を使って突き抜けた内容は評価できる。
新潟芝マイルの牝馬限定戦を制したルージュダリアは5馬身差の圧勝。ラスト400メートル地点から1F11秒0の瞬発力を発揮し、寄せ付けなかった。母の半妹にG14勝リスグラシューがおり、成長力もありそうだ。