種牡馬ウートンバセット死す 急性肺炎を発症 今年の種付け料30万ユーロ(約5000万円)
2025年9月23日 16:45 クールモアは23日、種牡馬ウートンバセットがオーストラリアで急性肺炎を発症し死んだことを発表した。17歳だった。
ウートンバセット(父イフラージ)は08年生まれ。2歳時にデビュー5連勝で仏G1ジャンリュックラガルデール賞を制覇。3歳時はG1を4戦するも仏2000ギニーの5着が最高着順となり、引退してフランスで種牡馬入り。初年度産駒から仏ダービー馬アルマンゾルを出し、一気に人気種牡馬となった。20年からはクールモアにトレードされ、今年の種付け料は30万ユーロ(約5000万円)だった。
今年もカミーユピサロ(仏ダービー)、アンリマティス(仏2000ギニー)、アルリファー(愛セントレジャー)、ワール(ナッソーS)などがG1を制している。日本ではパーティハーン(牡3=友道)が昨年、2歳未勝利戦Vを飾っている。