【秋華賞1週前追い】エンブロイダリー 進化の秋 ルメール2冠へ手応え十分「いい体だしパワーもある」

2025年10月10日 05:26

ルメールを背に併せで追い切るエンブロイダリー(右) (撮影・村上 大輔)

 牝馬3冠最終戦「第30回秋華賞」の1週前追い切りが東西トレセンで行われ、桜花賞馬エンブロイダリー(森)が休養中の成長をアピールした。

 スペキオサレジーナ(5歳2勝クラス)を1馬身前に置く形でスタート。ゆったりとリズムを刻み、直線は落ち着いた様子で内へ。栗東から駆けつけたルメールに派手なアクションはないが、グンと加速。5F67秒5~1F11秒3で半馬身先着した。ルメールは「元気いっぱいだけど我慢できていた。オークス前より今回の方がいい。いい体だしパワーもある」と春からの進化を喜んだ。

 1番人気9着に泣いたオークスからの反撃を期す一戦。ルメールは「2400メートルはちょっと長かったので2000メートルの方がいい。京都内回りはトリッキーだけど、スピードがあるからいいポジションを取れれば、内回りは合うと思う」と前向き。同馬はきょう10日に栗東に移動。桜花賞と同じ滞在調整で、“2冠獲り”への態勢を整えていく。

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