【盛岡11R・すずらん賞】ヒロシクン 重賞連勝だ

2025年11月2日 09:30

前走に続きヒロシクンが再び逃げ切る(岩手県競馬組合提供)

 (10)ヒロシクンの重賞連勝を有力視する。今年は4月の水沢・赤松杯で始動し、前走の青藍賞まで【3・1・0・1】と好成績を残す。2走前のマーキュリーCは大敗したが中央馬相手にハナを切っての結果だけに評価を下げる必要はない。昨年、10Fの一條記念みちのく大賞典を勝っており、この距離も問題なし。同型不在のメンバー構成だけに、主導権を握れば独り旅が濃厚だ。

 相手は昨年の当レース覇者ミニアチュール。5連勝で勝利を飾った昨年ほどの勢いはないが近走のレース内容に衰えはない。コンビ4勝の山本政に鞍上をスイッチして逆転を狙う。ライアンが不気味な存在だ。前走の走りからマイルは距離不足のイメージ。1F延びて得意の道悪となれば一発がある。叩き3戦目のヘリオス。4走前に同舞台の重賞を勝っているのは魅力だ。

 ▼アレクサ(永田師)転入初戦で状態はまだ上がっていないが、中央で結果を残しているから盛岡の軽い馬場は合いそう。

 ▼ヘリオス(千葉幸師)秋3戦目で状態が良くなってきた。展開的に楽になりそうなヒロシクンをつかまえられるかだけだね。

 ▼スズカゴウケツ(千葉幸師)前走の勝ちっぷりは良かったし、この距離も問題ない。展開が向けば。

 ▼ライアン(佐藤浩師)夏場を順調に過ごせたし状態は安定している。1F延びて楽しみにしている。

 ▼レールガン(佐藤浩師)しまいの伸びは安定しているが勝つまではいかない。さらに相手が強くなってどうだろう。

 ▼ミニアチュール(佐藤祐師)状態は悪くないけど結果がついてこない。5戦4勝2着1回と得意にしている盛岡1800メートルで奮起してもらいたい。

 ▼ラストマン(板垣師)一線級と戦うのは今回が初めて。このメンバー相手にどれだけやれるか。

 ▼ノーブルサターン(板垣師)気持ちに問題があるのでレース当日、どれだけ前向きさが出せるかですね。

 ▼ファルギュラント(千葉幸師)力をつけているし距離が延びるのもプラス。あとは相手関係だけですね。

 ▼ヒロシクン(佐藤雅師)南部杯を回避し、ゆっくり休めたことで状態はいい。気になるのは馬場状態かな。逃げ馬なので内が深くなって外を回るような馬場にはならないでほしい。

 ▼シンヨモギネス(桜田康師)前走後も特に問題なく来ている。逃げるヒロシクンがいるここで、この馬に合う展開になるかだね。

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