【天皇賞・秋】マスカレードボールがG1初制覇!3歳馬史上6頭目の快挙 ルメール歓喜「やった~!」

2025年11月2日 15:43

<東京11R・天皇賞(秋)>レースを制したルメール騎乗のマスカレードボール(撮影・河野 光希)

 3歳、古馬のトップクラスが東京芝2000メートルで激突するG1「天皇賞・秋」は単勝1番人気のマスカレードボールが制し、G1初制覇を飾った。2着は3番人気の3歳馬ミュージアムマイル、3着には今年いっぱいで引退を発表している8番人気の6歳馬ジャスティンパレスが入った。

 武豊騎乗のメイショウタバルが逃げる形。スローペースの中、最終コーナーでマスカレードボールが好反応で中央を抜け出し、最後まで鋭い脚を見せG1初制覇を決めた。3歳馬の天皇賞・秋は史上6頭目。ルメールは3週連続でのG1制覇となった。

 ルメールはゴールの瞬間「やった~!」と笑顔でガッツポーズ。「特別なレースを制しうれしい」と声を弾ませた。

 マスカレードボールは父ドゥラメンテ、母マスクオフ(母の父ディープインパクト)の血統で通算7戦4勝。騎乗したルメールはJRA・G1通算57勝目、手塚貴久師は同10勝目を挙げた。

 ▼天皇賞・秋 かつては東京芝3200メートルだったが、1984年にグレード制導入とともに2000メートルに短縮。マイラーから中長距離馬まで幅広いメンバーとなることが多く、最もスリリングなG1の一つ。

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