【エリザベス女王杯】惜しい2着…4番人気パラディレーヌ好反応 岩田望「称えたい…これからですね」
2025年11月16日 16:31 3歳、古馬の牝馬が京都芝2200メートルで覇を競うG1「エリザベス女王杯」が行われ、4番人気のパラディレーヌは2着だった。レースは単勝1番人気のレガレイラが制し、ホープフルS、有馬記念に続く3つ目のG1制覇。3着には9番人気のライラックが入った。
岩田望は「よく頑張っていますし、結果だけですね。この馬の走りはできましたし称えたいと思います。相手はグランプリホースなので。まだ3歳だし、これからですね」と手応えと今後のさらなる成長に期待を込めた。
予想通り武豊騎乗のエリカエクスプレスが逃げる展開。人気のリンクスティップが中盤で控える中、最終コーナーを回ると外からじっくり後方待機していたレガレイラが戸崎のムチに好反応で点火。直線で抜け出したパラディレーヌを捉え、一気に抜き去ると貫禄のゴールとなった。鞍上の戸崎は笑顔でガッツポーズ。1番人気の完勝に、京都競馬場は拍手に包まれた。
配当金は単勝7番で1番人気230円、馬連は1―7で1280円、馬単は7―1で1720円、3連単は7―1―12で2万4680円、3連複は1―7―12で8920円となった。
▼エリザベス女王杯 1975年にエリザベス2世が来日したことを記念し、76年に創設。当初は3歳牝馬限定戦。96年に古馬にも開放され、3歳牝馬の3冠目として「秋華賞」が創設された。01~04年に武豊が4連覇。

