【エリザベス女王杯】アンカツさん Vのレガレイラと戸崎称賛「こんなに待って大丈夫か?と思ったほど」
2025年11月16日 16:39 3歳、古馬の牝馬が京都芝2200メートルで覇を競うG1「エリザベス女王杯」は単勝1番人気のレガレイラが制し、ホープフルS、有馬記念に続く3つ目のG1制覇を飾った。2着は4番人気のパラディレーヌ、3着には9番人気のライラックが入った。
中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏(65)がレース後、自身のX(旧ツイッター)を更新。「レガレイラ。直前に練習していいタイミングでゲートきってもらえた。位置取れたやろけど下げて、追い出しまで圭太が驚くほど落ちついてた。こんなに待って大丈夫か?と思ったほど。外に導いてからはベリベリホース。パラディレーヌも枠と腕で出負けをリカバリー。終始手応え抜群で普通は勝っとる競馬」とV争いを総評した。
レースは予想通り武豊騎乗のエリカエクスプレスが逃げる展開。人気のリンクスティップが中盤で控える中、最終コーナーを回ると外からじっくり後方待機していたレガレイラが戸崎のムチに好反応で点火。直線で抜け出したパラディレーヌを捉え、一気に抜き去ると貫禄のゴールとなった。鞍上の戸崎は笑顔でガッツポーズ。1番人気の完勝に、京都競馬場は拍手に包まれた。
▼エリザベス女王杯 1975年にエリザベス2世が来日したことを記念し、76年に創設。当初は3歳牝馬限定戦。96年に古馬にも開放され、3歳牝馬の3冠目として「秋華賞」が創設された。01~04年に武豊が4連覇。



