【マイルCS】ガイアフォース G1で3度目の「銀」 横山武「よく食らいついた」

2025年11月24日 05:24

2着のガイアフォース(奥)と6着のソウルラッシュ(手前)

 前哨戦の富士Sを制し、勢い十分に挑んだガイアフォースは五分のスタートから好位の後ろで勝ち馬ジャンタルマンタルをマークする形。直線は持ち前の勝負根性でグイッと馬群を割ったが、勝ち馬には届かず2着。89年オグリキャップ以来となる芦毛馬Vはならなかった。前走からコンビ継続の横山武は「理想はもう1列前でした。スタートの出が早い馬ではないが(今回は)出られた方だと思う。理想的な位置取りではなかったけど、ジャンタルの後ろにつけられたのは良かった」と回顧しつつ「勝った馬は強かったですが、最後まで食らいついて、よく頑張ってくれた」と全力で走り切った相棒を称えた。

 昨年のフェブラリーS、6月の安田記念に続く3回目のG1銀メダル。またも悲願のビッグタイトルには届かなかったが、トップマイラーとしての存在感は示した。杉山晴師は「前走はジャンタルの前で運べたので同じ競馬をしたかったけど、前走とはペースも違ったとジョッキーが言っていた。今後は様子を見ながら決めます」と淡々と語った。

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