【水沢12R・寒菊賞】セイクリスティーナ 重賞4勝目有力
2025年11月24日 09:30 1~3着馬に金杯(12月21日、水沢)の優先出走権が与えられる一戦。(8)セイクリスティーナの重賞4勝目が有力だ。重賞3勝を含む通算4勝は出走メンバー最多で断然の実績を誇る。遠征馬相手の前走は3着敗退も短期放牧明けで急仕上げと敗因は明確だ。9月に同舞台で行われた重賞・若駒賞は2着に6馬身差をつける圧勝とV条件はそろっている。
対抗はキララカ。伸びを欠いている近2走だが、いずれも逃げ、先行馬が有利な展開だった。ペースが流れるようなら差し一発も。連勝中のブライオンが侮れない。まだ未完成の状態だが直線の伸びは目を引くものがある。兄スズカゴウケツは24年あすなろ賞V、姉ベルグラシアスは25年東京プリンセス賞Vと血統的にも注目できる。イタズラベガは若駒賞同様にハナを切れれば粘り込みが可能。
▼ササキントサブロウ(飯田弘師)気難しいところがある馬。その面を最近はスタートで見せるようになった。今回はブリンカーを着けようと思うので効果に期待してみたい。
▼キララカ(菅原勲師)状態は悪くないんだけど近走の走りを見る限り、ここに入ると相手が強いかな。
▼ロジータサンライズ(斎藤雄師)状態は平行線。若駒賞で強かったセイクリスティーナがいるし大きなことは言えない。当時の差を少しでも詰められれば。
▼ラブコラージェン(菅原勲師)ここに来て差す競馬を覚えてきたのはいいね。うまく流れに乗れれば面白いかも。
▼セローム(菅原右師)前走の勝利は展開に恵まれたかな。相手は強いけど小回りの水沢になって先行して、どこまで粘れるかかな。
▼イタズラベガ(菅原勲師)水沢コースに替わるのはプラスだと思う。3走前のような競馬ができれば。
▼ブライオン(橘師)2連勝のレース内容から、いずれは走ってくれそうな馬だよ。全姉(ベルグラシアス)は東京プリンセス賞馬だから力を持っていると思う。追い切りの動きは良かったし、どこまでやれるか楽しみにしている。
▼セイクリスティーナ(佐々木由師)前走は短期放牧明けで急仕上げの影響があったようだ。今回はじっくり仕上げて状態は問題ないけど、若駒賞を勝ったときほどの元気がないのが気になるかな。前走より相手は楽になるから、あとはこの馬の力を出せるかだけ。
