【チャンピオンズC】ウィルソンテソーロ3年連続2着…川田「申し訳ないです」
2025年12月8日 05:28 3年連続の銀メダル。4枠8番から中団インで末勝負に徹した2番人気ウィルソンテソーロが直線、狭い馬群をこじ開ける。残り300メートルで早め先頭に立ったダブルハートボンドとの差を一気に詰め、並びかけたところでゴールイン。勢いは優勢だったが写真判定の末、結果は昨年と同じ鼻差2着だった。
昨年10センチ、今年は9センチ差。川田は「とてもいい具合で競馬を迎えられました。彼らしい素晴らしい走りをしてくれましたが、3年連続の2着。勝たせてあげられなくて申し訳ないです」と頭を下げた。
検量室前に引き揚げてきたウィルソンテソーロを笑顔で迎え入れた高木師。「悔しいね。惜しかった。獲れないタイトルです」と柔らかい表情で語る。84年グレード制導入後、同一G13年連続2着はワンダーアキュート(11~13年JCダート)、クロコスミア(17~19年エリザベス女王杯)、ディープボンド(21~23年天皇賞・春)、ナムラクレア(23~25年高松宮記念)に続く5頭目の記録。今後については「馬の様子を見ながら、現時点で行くかは未定だけど、来年もサウジC(2月14日)には登録します」と今年4着に続く参戦の可能性を明かした。
