【名古屋競馬 名古屋大賞典】アピーリングルック 叩き合い制しコースレコードでDG初挑戦初制覇

2025年12月24日 20:30

名古屋大賞典を制したアピーリングルック(愛知県競馬組合提供)

 「第48回名古屋大賞典」(Jpn3、2000メートル、9頭立て、オケマルは右後肢ハ行で出走取り消し)はクリスマスイブの24日、名古屋競馬の10Rで行われ、5番人気のアピーリングルック(牝4=美浦・辻、父パイロ)が早めに先頭に立つと、追い上げてきた1番人気カズタンジャーの追い上げを半馬身差しのいで1着。ダートグレード競走初挑戦で初制覇となった。不良馬場の一戦で勝ち時計2分6秒2は、昨年の名古屋大賞典でミッキーファイトがマークした2分7秒4を大きく塗り替えるコースレコード。2着はカズタンジャー、3着に6番人気のデルマソトガケが入りJRAワンツースリーの決着となった。

 表彰式で鞍上の松山弘平(35)は「しぶとく強い競馬だったと思います」と相棒を称え「前走も強かったし、今日も勝負になるんじゃないかなと思いました」と手応えがあったことを明かした。

 コースレコードの要因については「雨の降った馬場も向いてくれたなと思います」と語った鞍上は「重賞を勝ってくれたのと、ナイターでもいい競馬をしてくれたので、これから楽しみですね」と来年以降の活躍を期待していた。

特集

2025年12月24日のニュース