【日経新春杯】ライラック万全“再起動” Wコース馬なりでグイグイ!ラスト1F11秒2
2026年1月16日 05:00 冬枯れの淀で復活ののろしを上げる。京都メイン「第73回日経新春杯」の追い切りが15日、東西トレセンで行われた。美浦では明け7歳牝馬のライラックが出色の脚。有馬記念除外となった影響を感じさせない軽快なフットワークでWコースを駆け抜けた。
メンバー紅一点のライラック。明け7歳を迎えた“ベテラン”は落ち着き払った様子でWコースに姿を見せた。向正面からゆったりスタートすると終始、伸び伸びしたフットワーク。程よい気合乗りで推進力も十分。楽な手応えのまま、直線はグイグイ加速してフィニッシュした。馬なりで5F67秒8~1F11秒2。相沢師は「問題ないと思う」と頼もしそうに愛馬を見つめた。
前走エリザベス女王杯(3着)後は有馬記念へ向けて調整された。ファン投票では3万3046票もの支持を受けたが無念の除外に。その後は日経新春杯へ向けて再度、照準を定めた。「今の一番の看板馬だからね」と話す愛馬には、今でも多くのファンレターが届いているという。根強い人気を実感しているだけに「ファン投票をしてくれた皆さんのためにも、ここで頑張りたい」と言葉に力がこもる。
5歳春から一時期、不振にあえぐこともあったが近走は持ち味の末脚が復活。昨夏のクイーンS(4着)では後方から大外を通って鋭伸。続くアイルランドトロフィー(4着)、エリザベス女王杯(3着)と成績もV字回復を見せている。師は「状態は維持している。牝馬で成績的にもそういう形になる馬は珍しい」とポテンシャルの高さを再認識した。
22年フェアリーSで重賞初制覇。もし、当レースを勝てば牝馬の重賞勝利最長ブランクを更新する「4年0カ月7日」となる。京都外回りコースは直近3年のエリザベス女王杯4→6→3着と得意にしている舞台。「走っているからね。コースは合うと思う。ハンデは55キロだし、チャンスはある。もうひと花、咲かせたい」と指揮官。“仕切り直しの一戦”で久々のタイトルを手にする。
