【若駒S】ショウナンハヤナミ 大舞台への道を切り開く 厩舎先輩ヴェラアズールの“再来”

2026年1月20日 05:30

新馬戦に続く2連勝を狙うショウナンハヤナミ 

 注目の3歳馬を紹介する「Road to Classic」はクラシックの登竜門「若駒S」から渡辺厩舎のショウナンハヤナミをピックアップする。昨年暮れの新馬戦を快勝。しまいの切れ味はかつて同厩舎に所属し、22年ジャパンCを制したヴェラアズールをほうふつさせる。連勝を期して年明けのここに照準。大舞台への道を切り開く。

 数々のクラシックホースが誕生した登竜門に期待馬を送り出す。渡辺厩舎のショウナンハヤナミは昨年12月27日に阪神芝2000メートルの新馬戦で2馬身差V。前半1000メートル通過が64秒8の超スローペースでも行きたがるシーンはなく、道中4番手でぴったり折り合った。3角手前で他馬が捲り気味に動いても慌てず騒がず。決め手勝負となった直線、馬場の外めからラスト1Fで先頭に立ち、メンバー最速の上がり3F33秒7で突き抜けた。

 月曜朝、渡辺師が厩舎で取材に対応。「前走は(道中で他馬に)捲られても我慢してセンスを感じさせるレースぶり。欲を言えば4角でもう少し反応が良ければ、とも思ったけど最後はどこまでも伸びていきそうなイメージでした」と初戦の内容を高く評価した。

 先週の京成杯も選択肢としてあったが吉村とのコンビ継続を優先し、ここに参戦を決めた。年末年始を挟んで中3週の臨戦過程。在厩で調整し、15日の1週前追いは渡辺師が自ら騎乗してCWコースへ。アンディムジーク(3歳1勝クラス)との併せ馬は1馬身先行する形から6F82秒9~1F11秒2で首差先着。終始、手綱を持ったままシャープな脚さばきが光った。「この中間、少し体重(前走450キロ)は増えたかなという感じ。牡馬にしては細身の体つきで、もっと増えてもいいかなと思う。ただ、デビュー前からしっかり動けていたし、高いレベルで出来をキープしていますよ」と太鼓判を押した。

 舞台は阪神内回りから京都内回りへ。「操縦性が良くて凄く乗りやすいタイプ。コース替わりは大丈夫だと思います」と適性を見込んでいる。厩舎カラーのブルーのシャドーロールをつけ、やや頭の高い走法。かつて厩舎に所属し、当時5歳で22年ジャパンCを制したヴェラアズールとイメージが重なる。「あの馬のように育ってほしいですね。今回のレースが試金石になると思います」と気を引き締めた。偉大な先輩の背中を追いかけ、出世ロードを歩む。

 ○…レイデオロ産駒は昨年サンライズアース(阪神大賞典)、トロヴァトーレ(ダービー卿CT)、アドマイヤテラ(目黒記念)、エキサイトバイオ(ラジオNIKKEI賞)が重賞勝ち。年明けの中山金杯でカラマティアノスが続き、重賞馬の仲間入りを果たした。産駒は2歳戦の成績も悪くないが年を重ねて良さが出る傾向。今年5勝で種牡馬リーディング5位(獲得賞金順)と産駒全体のいい流れに乗ってショウナンハヤナミが連勝を期す。

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