【根岸S】6番人気ロードフォンス、念願のJRA重賞初制覇 横山和「次も見据えて攻める競馬を」

2026年2月2日 05:00

<根岸S>レースを制したロードフォンス(右)=撮影・郡司 修

 東京開幕を告げるダートG3「第40回根岸S」は6番人気ロードフォンスが差し切り、JRA重賞初制覇。2着に13番人気バトルクライが食い込み、高配当を演出した。

 まるで先週の京都プロキオンS(勝ち馬ロードクロンヌ)の再現?真っ先にゴールしたのは、青と白の「ロード」の勝負服。鞍上も同じ横山和。乗り続けてきた相棒ロードフォンスを完璧に誘導した。

 抜群のスタートから少しだけ引き、5番手インを死守した。直線は機敏に馬群を縫い、残り1F過ぎから突き抜けた。昨年の根岸S2着の雪辱も果たし、念願のJRA重賞初制覇。2週連続で重賞Vを飾った横山和は「昨年地方重賞(かきつばた記念)を勝たせていただいて、力があるのは信じていましたが、思うようにいかないところも多々ありました。今日は本当に厩舎が素晴らしい状態で持って来てくれた。馬を信じて凄くいい競馬ができたと思います」と笑顔で胸を張った。

 攻めに徹した。内のウェイワードアクト。外にも前に行く地方馬の影…。「流れ的に難しい形になりそうと思いながら、後手に回ると良さが生きないので、次も見据えてだいぶ攻める競馬をして、いつもより前めの位置。馬の雰囲気も凄く良かったので頑張ってくれました」。これまでの中団イメージから、1~2列前へ。ズバリ結実した。

 安田師は「求めていた走りができました。この時季がいいこともありますが、次を見据え、いつもより攻めた調教をしました。馬も耐えてくれました」と人馬を称えた。父の安田隆行厩舎時代、調教にも携わったロードカナロア産駒での価値ある白星。「助手時代からお世話になってきたロードホースクラブの馬でJRA重賞制覇。個人的には感慨深いものがあります」と感無量で言葉を続けた。

 この勝利でフェブラリーSの優先出走権は得た。G1ドバイゴールデンシャヒーン(3月28日、メイダン、ダート1200メートル)の登録も済ませている。“次”のターゲットは?指揮官は「次走について、オーナーと相談して決めたいと思います」と語るにとどめた。どこに進路を取ろうと、午(うま)年の飛躍を約束する初タイトルになったのは間違いない。

 ◆ロードフォンス 父ロードカナロア、母オーシュペール(母の父ダイワメジャー)20年4月27日生まれ 牡6歳 栗東・安田厩舎所属 馬主・ロードホースクラブ 生産者・北海道新ひだか町のケイアイファーム 戦績19戦7勝(重賞2勝目) 総獲得賞金1億9207万2000円 馬名の由来は冠名+泉(ラテン語)。

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