【大阪杯】ダノンデサイル 馬なり躍動感4F54秒9 安田師も手応え「いいバランスで走れてる」
2026年4月2日 05:30 G1昇格10年目となる古馬中距離王決定戦「第70回大阪杯」の追い切りが1日、東西トレセンで行われた。2年前のダービー馬ダノンデサイルは坂路単走で馬なりのまま躍動感あふれる走り。今年初戦に向けて態勢は整った。
進化を続ける2年前のダービー馬ダノンデサイルは午前7時過ぎ、坂路に登場した。これまでは遅めの時間帯に追い切りを行っていたが、安田師は「この時期は牝馬が発情期なので、牝馬に合わないように一番に逍遥(しょうよう)馬道に行きました」と意図を説明。国内のレースで最終追い切りを“午前7時台”に行ったのは、2年前のダービー以来だった。
連日の雨で湿ったコンディションでも全くブレない、低重心のフォーム。時計は4F54秒9~1F12秒7と決して目立たないが、楽な手応えで終始オーラを漂わせた。手綱を取った指揮官は「水曜日の追い切りというほど強い意識を持たず、いかに集中力を保ちつつ、気持ちを抑えられるかという軽い追い切りです」と予定通りの内容を強調する。
昨年のドバイシーマクラシックでカランダガンを負かして海外G1初制覇。5歳始動戦もドバイ遠征を予定していたが、中東情勢の悪化により大阪杯にシフト。「スイッチを入れてから延びたわけではない。本来の大阪杯を目指すより2週間長く(栗東に)滞在していますが、集中力に影響するような過程ではなかった」と不安はない。1週前追いはCWコースで6F80秒8~1F10秒9と絶品の切れを披露。「いいバランスで走れていて、加速するまでのロスが少なかった。久々に動いてるなと感じた」と納得の表情を浮かべる。
先週ドバイでフォーエバーヤングと共に熱戦を繰り広げた坂井は“ベリーベリーホース”の帽子をかぶって共同記者会見に登場。今回は主戦の戸崎が騎乗停止により、若きエースが初めてコンビを組む。2週前に感触を確かめた鞍上は「パワーも能力も高いと感じました。結果を求められているので、いいレースができたら」と意気込む。世界で活躍する人馬の強力タッグが国内でも頂点を目指す。

