【大井・東京ダービー】フィンガー 圧逃で2冠制覇! 戸崎「馬を信じて」完璧エスコート
2026年6月11日 05:05 3歳ダート3冠第2戦のJpn1「第72回東京ダービー」が10日、大井競馬場で行われた。2番人気フィンガーが羽田盃に続く勝利で昨年ナチュラルライズに続く2冠を達成。1着賞金1億円を獲得した。
スタート後から続いた激しい先行争い。内からロックターミガンが先頭に立つも、外からフィンガーが競りかけていく。鞍上・戸崎に迷いはない。何が何でもハナへ行く。1角までに先手を奪うと、そのままレースを支配。「先生(田中博師)とも話をして、この馬の良さを引き出すのにはタフな競馬っていうのがいいなと思っていた。もうハナには結構、強気で行こうと思っていました」。
勝負どころで再び迫ってきたロックを振り切ると、懸命に手綱をしごいて粘り込む。ゴール前で1番人気シルバーレシオが強襲するも押し切ってV。「もう馬を信じて、この馬のリズムで、ということを考えていました。この馬のタフさを生かすレースっていうのはできたのかなと思っています」と満足げに振り返った。
羽田盃に続く圧逃劇で2冠を制覇。「前走もそうだったんですけど、早々に手応えは悪くなるんですけど、そこからのしぶとさっていうのがこの馬の持ち味かなとも思っています」。鞍上は南関東所属馬限定だった時代も含めて東京ダービー5勝目。「地元というか、僕の出身である大井競馬場で、また東京ダービーを勝つことができて、とても感慨深く思っています」とかみしめた。
管理する田中博厩舎は7日の安田記念(シックスペンス)に続くビッグタイトル制覇。秋のターゲットはもちろん、3歳ダート3冠がかかるジャパンダートクラシック(10月7日、大井)が候補になるだろう。「これだけ結果を出していますので、まあ今後も大きなところを目指して3冠もあると思います」。鞍上は“ベリベリ2冠ホース”とともに、さらなる飛躍を誓う。
◆フィンガー 父ガンランナー 母エスティロタレントーソ(母の父マクリーンズミュージック)牡3歳 美浦・田中博康厩舎 馬主・エムズレーシング 生産者・北海道新ひだか町の高橋ファーム 戦績8戦4勝(南関東4戦3勝) 総獲得賞金2億780万円。

