【七夕賞】サヴォーナ、想定外の時計も大丈夫!“大好き福島”で重賞初制覇を
2026年7月9日 05:10 みちのくの名物ハンデ重賞「第62回七夕賞」(サマー2000シリーズ第2戦)の最終追い切りが8日、東西トレセンで行われた。栗東坂路ではサヴォーナが力強い走りで加速ラップをマーク。初タイトルへ好仕上がりをアピールした。
鮮やかな復活Vを飾ったサヴォーナは開門から約40分経過した坂路に登場。最初の1Fを15秒9とかなり遅いラップで入り、そこから徐々にギアを上げた。14秒5→13秒6、そしてラスト1Fは12秒3。荒れた馬場コンディションでもスムーズに加速したが、全体4F56秒3は想定外の遅いタイムになってしまった。見守った中竹師は「しまいだけ伸ばす予定だったが、最初の1Fが軽くなりすぎてしまった。木曜の(調教)メニューを考えないといけない」と思案顔で切り出す。
前走時の最終追いは坂路で最初の1Fを13秒3で入り、全体4Fが51秒6。当時よりかなり軽い調教内容となったが、1週前には自己ベストを0秒2更新する4F51秒2とビシッと負荷をかけている。「中間は順調に調整を積んでいるし、先週しっかりやっているからね」と言葉を継いだ。
24年秋のアルゼンチン共和国杯8着後に脚部不安を発症し、前走の福島民報杯は1年5カ月ぶりの実戦。好位から力強く抜け出し、長期休養を感じさせない劇的な復活Vを飾った。指揮官は「前走はびっくりしたね。恐る恐る使ったが、あの内容。改めて力を示してくれた」と振り返る。その後は放牧を挟み、ここを目標に調整。「1回使ったことで前走のような“水っぽさ”が抜けてきた。見た目も良くなり、頭のいい子で(自分で)体をつくっている」と順調ぶりを伝えた。
関西馬ながら福島には3回遠征して全てV。「どの競馬場でも力を出してくれるけど、福島は相性がいいからね。(トップハンデタイの)58キロでもカンカン(重量)泣きする馬ではないから。重賞を勝たせてあげたい」と期待を寄せた。得意なみちのく舞台で、重賞初制覇の願いをかなえる。
