小林美駒 横山武に“挑戦状” 札幌リーディングへ「勝ち取っていきたい」兄弟子と勝利数トップ並走14勝
2026年9月4日 05:30 デビュー4年目の小林美が札幌で大ブレークしている。先週は女性騎手史上最速となる1302戦目でJRA通算100勝に到達。その後に2勝を積み上げ、8月末の段階で過去最多だった昨年の37勝にあと1勝と迫る36勝となった。札幌開催トータルでは、横山武と並ぶ最多14勝を挙げてリーディングを争っている。
「北海道で変わる騎手はこれまでもいましたし、この(デビュー)4、5年目くらいが一番、してきたことが身になる時期だと思います。それと…好きです、北海道!」。過ごしやすさはもちろん、関西の関係者と交流できるのも大きなメリット。今年は同じ鈴木伸厩舎所属の横山武も担当するトレーナーが北海道に滞在しており「週に2、3回、体のケアだけでなくメンタルのケアもしていただいています」という。そして躍進の最も大きな要因は兄弟子の横山武の存在。「ずっと支えていただき、つらい時も楽しい時も、そばでいろいろ教えていただいています」と、目を輝かせて感謝の言葉をつむいだ。
最終週は「めちゃくちゃ背中がいい馬」と期待する日曜11Rのグランドカリナンなど17鞍。兄弟子とのデッドヒートを制して頂点に立てるか。「挑戦状じゃないですけど(笑い)、そういう気持ちで勝ち取っていきたいと思います」
今春の福島開催で初のリーディングは獲得しているが、東西のトップジョッキーが集まる札幌開催での獲得は断然価値が高い。札幌最終週は覚醒した小林美の手綱さばきに注目だ。
◇小林 美駒(こばやし・みく)2005年(平17)3月19日生まれ、新潟県出身の21歳。競馬好きの両親に連れられ、小さい頃から新潟競馬場でレースを観戦。23年3月に鈴木伸尋厩舎所属でデビュー。同年4月9日福島5Rアシャカタカで初勝利。JRA通算1311戦102勝。6月28日の函館記念(ファウストラーゼン)で重賞初制覇。1メートル53。血液型O。

